その5: 夏が来る

2019.06.06 Thu その5: 夏が来る

 

某メンタリストさんの本を読んだ。発想を180度転換することで、問題を解決していこうというテーマのものでした。

将来や不確定なものに対する不安を解消するにはどうしたらいいか?という相談に対して、「安定を求めるのではなく、変化に適応できるようにトレーニングすべし!日頃から小さな変化を与えてみましょう」との回答。

 

たとえば、いつもと違う座席に座ってみる。同じものばかり買わない、など小さな変化を意識的に作るところから始まるそうなのですが、これが結構難しい。

人間は無意識のうちに考えるのを面倒くさがって、楽な方を選択しています。だから、行ったことがある場所、座ったことがある席、食べたことがあるものを選んで楽をしようとしてしまう。

 

私自身これには思い当たることが多すぎて、読みながらウワァァと唸ってました。小さい頃から私は依存体質というか保守的というか好きになった食べ物などは何回も何回も食べたくなるタイプで、現にその結果松屋にお世話になって5年目に突入しました。

同じもの何回も食べちゃう派の意見としては、「新しいのに挑戦してハズレだったら嫌だ」というものがあります。

間違ったことは言ってないはずですけど、変化を受け入れられない脳を作ってるって考えるとあんまり良くないんですね。

ルーティンの行動でやる気を起こしたり、朝や帰宅後の行動をパターン化をするのはモチベーションを高めるためには有効らしいのですが、食事とか座席は変えた方がいいのかあ。

 

ひとりご飯の時に新しいお店に入るの勇気いるなぁ。誰か人に連れていってもらって初めて食べるごはんならいいんですけど(食事が美味しくなくても相手とのコミュニケーションが楽しければそれなりの満足度があるから)1人で食べに行って美味しくなかったらもう救いようがない気がするんですよね。

行きつけのラーメン屋さんがあるんですが、一人で行く時もなるべく毎回違うメニューを頼むようにします。

 

あと1人でコンビニで買い物してると必ず同じのになっちゃいます。これもやめた方がいい、となると誰かと一緒にコンビニに行くとか?友達の商品選びのセンスに一切を委ねてみるとか?

 

よく考えたらここ数年で誰かと一緒にコンビニに行った記憶はほとんどないです。あっ、これが問題なのか?!

1人で黙々と商品を選んでしまう!

問題はこれだけじゃないとは思うんですがここを意識的に変えるだけで変化に富んだ生活を送れるかもしれないですね?!

 

コンビニに行く時は極力周りの人を誘う!

これやってみます。1ヶ月後に結果報告します。

 

今月の目標、コンビニに一緒に行くお友達をつくる。

ちょっと話がズレてるような気もしなくはないですが、これを意識することで何か私に足りないものを会得できるかもしれないので頑張ります。1ヶ月後見ててくださいね。

 

とりあえずお腹空いたのでコンビニ行ってきます。

あっ…

その4:想い想われ、スリ、スラれ

 

今月に入って、とある施設に行く機会が2回ありました。
無条件で幸せになれる、魔法の建物「スーパー銭湯」。

広くて種類の充実したお風呂やサウナは勿論、レストラン、休憩室、漫画読み放題などなどそのサービスは挙げたらキリがないし、実際に無限。楽しみ方は無限なんです。
特に地方ではその建物自体が、周辺住民が催し物をやるための集会所、もはや地域の中枢と化しており、交流の場としてかなり賑わっている印象である。過去に訪れた感想なので場所によって差はあると思いますが。
私は普通の銭湯(入浴料金が一律のところ)にもよく行きますし、それでも十分幸せにはなれます。が、やはりスーパー銭湯は規模も満足度も格別で、非日常の王様といえよう!異論は認めない。私は一日休みがあったら、間違いなく遊園地よりもスーパー銭湯を選んでしまいますのだ。
そんなスーパー銭湯好きの私ですが、未だかつて、ここで享受したことの無いサービスがあり今回の記事はその体験記とさせていただきます。
先日、旅行先のスーパー銭湯で人生初の「アカスリ」体験をしてきましたー!!
スーパー銭湯に必ずある、アカスリ。これにはコースがいくつかあって、施術時間や内容がそれぞれ違っている。
15分コースというのが一番安いのだが、これはお試しのコースらしく、ちょっと物足りなさそうだ。
どうせやるなら全身アカスリしてもらいたい!そのひとつ上の30分コースにしよう。金額を見ると、30分コースは3600円と決してお安くない。そりゃそうだよなあ、これは平たく言えばエステだものリッチな値段に躊躇いもありながら、かれこれ23年は、アカスリやってみたいなぁと考えていたことを思い出す。ゴールデンウィーク、旅行先で気分が浮ついていたので、えいやでチケットを購入いたしました。とりあえず、30分コース。
予約した時間に女湯の中に設けられたアカスリのブースへ行くと、ニコニコしたアジア系のおばちゃんたち数人に出迎えられます。
素っ裸で施術台の上に乗せられて、ひぇー何これ恥ずかしとか思っている暇もなく、あき竹城みたいな雰囲気のアジア系のおばちゃん(どうやら私の担当らしい)に全身にローションを塗りたくられます。あ、確認ですが施術師のおばちゃんは皆服を着ています。

全裸で仰向けになり、ローションを塗りたくられる経験がないので、この時点でかなり心がザワつく私。アカスリってこんな感じなのか?!緊張してきたぞ。こんなゾクゾクする思いをさせるからにはさぞかし効果があるんでしょうな??
めりのの担当のあき竹城は、ローションを塗り終わると黄色の金だわしみたいな手袋を両手にはめました。そのまま私の腕を掴んで金だわしでゴッシゴシやりはじめた!おおお、ちょっと強いな、やや痛いけど、まあ、心地は悪くない!
とりあえず想像していたアカスリで安心した。しばらく無言でゴシゴシ……。肩から腕、太ももから足先まで、ゴシゴシ……ゴシゴシされるのも慣れると気持ちよくなってきます。初めは照れもあったけれど、徐々にあき竹城に身体の全てを委ねていきました。
私は美容室とか洋服屋さんで割と積極的にスタッフさんに話しかけちゃうタイプ。なので今回のアカスリでガッシガシやられてる間も、行ってやろうと決めました。
全力アカスリ中のあき竹城に「やっぱゴールデンウィークって忙しいんですか?」と聞いてみた。あき竹城は片言の日本語で、京都弁。
「イソガシネ〜」「旅行客が多いですか?中国の方とか?」「ンー、多いダケド、ヨーロパの人もクルネ〜」「へぇ、そうなんですね〜」
その間も私は台の上に仰向けで、ガシガシ……胸、お腹、内股までガシガシガシガシ……内股もいくんかー!まあ、施術ですものね。どんどんいってください。
「オネサン、今イクツ?」19です!」「アラーー!イチバン良い時ネー!」「あはは、そうですかね」「住むトコロはドコ?」「東京です!」「ヤパリ東京の人はコトバが違うネー、キレイコトバ話すネ〜〜!」
言葉が綺麗!とやけにお褒めいただいた。あき竹城ならぬ、アカ竹城が、隣の台でアカスリしている渡辺えりまでも巻き込んで、東京の人はすごい!若いのにしっかりしてるわ!と言い出して、ちょっと浮かれる私。
話を聞くと、施術師のおばちゃんたちは韓国の方だそうで。現在は京都にお住まいで、周りが京都弁だからか、珍しい標準語に驚いたんだと。私は「京都の女性の話し方のほうが雅で綺麗だと思いますけどね、エヘヘ」と言いましたが、この時もすっぽんぽんでうつ伏せになり、おしり丸出し。恥ずかしいけど、これくらいの方が衒いなく素直になれるのかもしれない。うーん、アカスリ、悪くない。
余談、施術師の韓国のおばちゃん同士はおそらく韓国語で会話をしているのですが、高頻度で飛び出す「片言の日本語から流暢な韓国語への切り替え」の勢いが怖すぎて、私に対しての不満を韓国語でぶちまけているのでは?!とちょっと焦りました。

アカ竹城が韓国出身と言うので、韓国料理の話をしてみた。「やっぱり韓国は料理がおいしいですか?日本人からすると、韓国の人はキムチをよく食べるのかなと思っちゃいますけど「韓国のヒトネー、キムチばかり食ベル思ワレルケドー、ソナコトナイ、他にもおいしいのアルヨ」なるほど、確かに日本人も毎日煮物と焼き魚食べてる訳じゃないよなぁ〜と、思い直しました。自分の知識の乏しさをちょっと恥じる。
仰向けとうつ伏せ、そして左右横向きでガシガシやられたら、最後にシャワーで全身を洗い流されて終了。
どんなもんよ、と触ってみたら、腕も脚もめっちゃくちゃツルツルになっていてびっくりしました。こんなに違うのか!と。ちょうど30分、3600円払っただけあります。全身のスッキリ感ありました。
「ハイ〜!オワリー!アリガトネー」笑顔で手を振るアカ竹城。同じく奥で手を振る渡辺えり、ならぬ、渡辺スリ。
ありがとう、アカ竹城。渡辺スリ。いい思い出になったよ。

全裸の異文化交流、アカスリ。身体だけじゃなく心の角質まで落としてくれたような気分に。みなさんもスーパー銭湯に行った時には是非体験してみてください。
今回初体験でしたが、とても良かったのでまた旅行の時には自分へのご褒美としてアカスリやってみようかなと思いました。次に行く時には私ももうちょっとアカ抜けてるといいな〜〜〜!なんてね!

ではまた〜

その3:トゥイギー・トゥイギー

 

こんにちは、めりみ〜です。リアルの世界にワードミュート機能を搭載できたなら、とりあえず今は「平成最後」「令和最初」を追加したいです。よろしくお願いします。

突然ですが、先日わたくし、マネキンを購入いたしました。

あっ、あっ、マネキンといっても「マネタイズ重視のヒカキン」の略称の方ではないです、人の形をした樹脂、首から上のみの、マネキンヘッドですよ。

 

え、決め手・・・ですか?

まあやっぱり顔・・・が好みなのと(笑)、

あと、いつも私のことを気遣ってくれる優しい性格ですかね〜

 

 

 

 

 

 

その生首これっすわドン

 

 

 

め、めちゃカワイイー!!!💗

見てくださいこの、どこかレトロで味わいのあるすました表情。眉、まつげ、目、鼻、口、メイク、全てが最高のキューティガール!

そして謎に細く長い首。

 

にゅーん、とでも言いたいのでしょうか。この、妖怪の、ような、白い首には、果たして何の、用途を、持たせているのか、一つも、見当がつかないぞ、というような、この、変な、物体(CV.滝沢カレン

 

これ、とある洋服屋さんに飾ってあるのを見つけた時からずっといいなあと思っていて、非売品かと思ったら、ネット通販で扱ってました。即購入させていただきやした。

調べたところ、どうやら60年代を代表するイギリスのトップモデル・Twiggyを模してデザインされたものなんですって。60〜70年代にかけてフランスのショップなどで帽子やウィッグをディスプレイするために作られたらしい。顔が似てるのかはよくわからないけど、確かに、ちょっと雰囲気は似ているかも?

 

現在比較的安価(数千円)で流通しているものはレプリカで、本物なら2万円以上、高くて6万円以上するものもあり、コレクターにも非常に人気で入手困難なシロモノだそう・・・。

 Twiggyがこんなマネキンにまでなっているなんて知らなかった。かくいう私はPizzicato Fiveの楽曲がきっかけでTwiggyを知って、60sファッションやカルチャーに関する資料を少しだけ読んで、彼女がミニスカートブームの火付け役となったことくらいしかわかっていないのです。60年代カルチャーについて、おしこい※。

(※「教えを乞いたい」の略)

 

このTwiggyマネキン(以後トゥイギーちゃんと呼ぶこととする)について画像検索してみますと、アイシャドウやチークの色を塗り直したりして可愛くなったものがたくさん出てくるんですね!フランスでは当時飾っていたショップごとにメイクを施してアレンジをしていたようです。高値で取引されているトゥイギーちゃんたちはみんな髪色やメイクが個性的でおしゃれ。初期状態でもすでにかなりカワイイのに!

 

また、このトゥイギーちゃんの後頭部には硬貨投入口があり、なんと貯金箱として使用することも可能!(しかし取り出し口はなく、一度入れたコインは投入口から取り出すしかないという激ヤバ設計。こういった遊び心がまたファンに親しまれる理由の一つであるとも考えられる。)

今日から私は勝手に「トゥイギーマネキンヘッド収集サークル」を立ち上げて、代表に就任!!!!!自室をトゥイギーちゃんの海、いや、大森林にしてやりますよ!!!!!

 

トゥイギーちゃんにメイクを施したら、随時写真の方アップしていこうと思います。

 

ところでTwiggyというモデルは、手指が小枝のように細いことからこの愛称がついたんだそうです。

ひぃ〜指ぼきぼき鳴らす癖、やめよ〜・・・

 

最後にTwiggyのオシャンな写真と私の大好きなPizzicato Fiveの曲「Twiggy Twiggy」貼っておきます。よかったら聴いてみてください。ではまた!